テニスの試合でミスを減らす方法とその考え方【シングルス道場②】

シングルス道場

この記事ではテニスの試合における凡ミスを減らす方法とその考え方について深堀して考えていきます。そもそもシングルスにおいてなぜミスを減らす必要があるかということを理解したいという方は、シングルス道場①でテニスというスポーツはミスによってポイントが積み重なる性質がある、ということを解説しておりますので、そちらもご覧になってみてください。

この記事でわかること

  • 凡ミスの減らし方
  • 減らすべき凡ミスの種類分類とその優先順位付けについて

最優先で減らすべきミスのパターンは何か考えてみる

自分で凡ミスを減らすことがカギだと言っておきながら、ミスの種類を細かく分類してそれをすべて説明するつもりはあまりありません。ミスの種類は無数にあって、一つ一つについて考えていたらきりがないからです。
この記事では独自の軸をもって”どういう類のミスを減らしたいか”ということに対して優先順位付けをして、それを無くす/減らすにはどうしたらよいかというアプローチをしてみることにします。

さて皆さん、どんなミスを一番試合中にしたくないですかね?
ネットミス?オーバーアウト?サイドアウト?ドチャンボ献上?

もう少し違う目線で考えてみましょう。私の答えは

意志のないショットによるミス

これです。

意志のないショットって何?

この記事では意志のないショットをこう定義します。

何をしようとしているか説明できないショット
→特にラリーを続けたいという思いもなく、オープンコートを作りたいわけでもなく、ニュートラルなラリーにしたいわけでもなく、、、、等々、なんとなく打ったショットのことです。

逆に意志のあるショットは何かというと

・絶対にミスらないようにコースや球威は求めないがとりあえず相手コートに入れる
・少し強引でも勝負する場面だと考えたので、ストレートへ展開する
・ラリーが不利になりそうな気がしたので、センターにニュートラルボールを返球した

こういったショットです。

「●●だから××のショットを選択した」 こう理由づけられないショットは基本的にすべて意志のないショットです。

なぜ意志のないショットによるミスを減らしたいの?

理由は簡単です。意志のないショットによるミスは反省や振返りができないからです。

例えばですが上のセクションで紹介した意志のあるショットがうまくいかなかったとしても、このように反省できます。

・絶対にミスらないようにコースや球威は求めないがとりあえず相手コートに入れる
(ミスの内容)ボールが短くなり、相手に打ち込まれた
(反省)ミスを恐れすぎてスイングが小さくなった結果ボールが短くなった。この相手に対しては、プレッシャーがかかった場面でももう少し強くスイングするようにしよう。

・少し強引でも勝負する場面だと考えたので、ストレートへ展開する
(ミスの内容)アウトした
(反省パターン1)勝負する場面だと考えたのでこのミスは気にしなくていい
(反省パターン2)展開という選択自体は悪くなかったが、コースを狙いすぎた。次からはもう少しラインの内側を狙って展開するようにしよう。

・ラリーが不利になりそうな気がしたので、センターにニュートラルボールを返球した
(ミスの内容)ラリーをニュートラルにできなかった
(反省)ニュートラルボールの球質が相手に合ってしまっている。今回はロブ気味のニュートラルボールを使ったが、次は低い軌道でラリーを戻すようにしてみよう。

これが逆にクロスにボールが来たからとりあえずクロスに打ってミスの場合どうでしょう?
(ミスの内容)サイドアウトした
(反省)クロスに打ったらアウトした。ストレートでもよかったかなー。コース狙いすぎたのかな?

反省の質が段違いですよね。
意志のあるショットによってもたらされたミスの反省は、ミスの原因とその防止策を自分で考えられているのに対し、意志のないショットによるミスの反省は原因すら分析すらできていない状態です。

反省や振返りってそんなに大事なの?

めちゃくちゃ大事です。

テニスというスポーツでは、相手は自分をどうしたらミスさせることができるかということを考えて、いろいろな戦略をとってきます。なぜミスしたかということを考えられないと、一度相手の戦略にはまるとそのままミスし続けて負けてしまいます。相手からしても自分の得意な展開をただこなしているだけでポイントが取れるので、精神的にもかなり優位に立てます。

逆に相手がとってきた戦略に対してミスを素早く修正することができれば、相手は自身の戦略がうまく機能していないことから、戦略を変えざるを得なくなってきます。加えて自身の得意な展開が効いていないということから心理的にも優位に立ちづらくなります。

相手が得意な戦術を取らせ続けないというのはどのレベルにおいても非常に重要なことで、そのためにはミスの原因を探るという工程が必要不可欠です。

まとめ

・なんとなくボールを打たない
・1球1球なぜそのコース、球速、回転、をチョイスしたのか説明できるように意識する
・なぜ自分が優位に立てないのか、どうしたらもっと優位に立てるのかを常に考える必要あり

ここまで読んでいただいた方は「どういう意志をショットに持たせるか」ということが気になったり、「意志のあるショットが必要そうなのはわかったけれども、何を軸にショットをチョイスすればいいのかいまいちピンとこない」という考えを持たれたりすると思います。

次回のシングルス道場ではどうやって意志のあるショットを見つけるかということを考えていきたいと思います。

本日の稽古はここまでにします、ありがとうございました!

コメント

  1. 東 眞也 より:

    ぽこにゃんです😊
    初コメ失礼いたします!
    明日と明後日の試合が更に楽しみになりました!
    実践してみます!
    ありがとうございます🙏

  2. […] シングルス道場②では、意図をもってショットを選択することの重要性についてお話ししました。ただ、それほど試合歴の豊富でない方は何を考えてショットを選択すればよいかそもそもわからないと思います。今回は試合の中でのショットの選び方、考え方についてお話ししていきます。 […]

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