自分に合ったガット素材の見つけ方 ~お勧めガット簡易診断付き~

テニスギアレビュー

早速ですが、簡単な診断をご用意したので、試しに回答してみてください。

問1 : 手首やひじの怪我の経験はありますか?
問2 : プレイスタイルは?
問3 : ガットが切れるまでに要するテニスのプレイ回数は?
問4 : ガットには何を求めますか?
問5 : 1回のガット張に予算はどれくらいかけられますか?

世間ではいろいろな新しいガットが出ては消えてしているけれども自分に何があっているのかよくわからない・・と迷っている方に向けて、自分に合ったガットの見つけ方をてにすおじさんなりに語ってみたいと思います。
診断結果を頭に入れつつ、なぜおじさんがそのガットをお勧めしたのか、少し解説していきたいと思います。

この記事でわかること

  • ガットの素材ごとのメリット・デメリット
  • ガット素材ごとの有名商品

ガットの種類にはどんなものがあるの?

ガットの素材としてはナチュラル、ナイロン、ポリの3種類があります。パーフェクトなガットの素材というのは存在せず、どの素材にもメリットデメリットが存在します。

ナチュラル

フェデラー、ジョコビッチ、錦織をはじめとする多くのトッププロも愛用するナチュラルガット。昔は羊の腸で作られていたそうですが、フェース面の拡大に伴い牛の腸で作られるようになったガットです。特徴は以下の通り。

ナチュラルガットで有名な商品の例

  • バボラ VSタッチ
  • ウィルソン ナチュラル  など
  • ボールの飛びがよい
  • フィーリングがとても良い
  • 腕への負担が少ない
  • 細かなタッチがしやすい
  • 高価(安いものでも1張5000円くらい)
  • 切れやすい
  • 水気に弱い(雨の中で使うとすぐダメになる)

こんな人におすすめ

  • 比較的ガットにお金を掛けられる方
  • ガットをほとんど切らない方
  • タッチショットやスライスを活かしてプレーをしたい方
  • ボールに飛びを出したい方
  • 良い打感を求める方

こんな人にはお勧めしづらい

  • ガットをすぐに切る方
  • ガットにお金を掛けたくない方
  • ボールの飛びを抑えたい方
  • 硬い打感が好きな方

トッププロでナチュラルをチョイスしている選手は主に打感の良さとボールの飛びを求めています。3種類の素材の種類のガットのうち、最も反発力のあるガットで、ボールの飛びは格別です。

ナイロン

トッププロで使用する人はほぼいません(昔ジョコビッチが使ってました)が、テニススクールなどにおいてあるラケットによく張ってあるのはこの素材のガットです。一言でいうとナチュラル廉価版という感じですね。特徴は以下の通り。

ナイロンで有名な商品の例

  • ゴーセン ミクロスーパー
  • バボラ ブリオ など
  • 打感が柔らかい
  • ボールの飛びがよい
  • ナチュラルに比べて安価
  • 切れやすい
  • ポリに比べると回転はかからない

こんな人におすすめ

  • テニス歴の浅い方
  • 柔らかい打感が好きだけど、ガットにお金をそこまでかけたくない方
  • タッチショットやスライスを活かしてプレーをしたい方
  • ボールに飛びを出したい方
  • 良い打感を求める方

こんな人にはお勧めしづらい

  • ガットを切る頻度が高い方
  • 柔らかい打感が苦手な方
  • スピンを掛けたい方

ナチュラルの廉価版という表現が正直最もしっくりきます。テニスを始めて間もない、スイングスピードには自信がない、ボールを優しくとらえたい、けれどもナチュラルを張るのは予算的に厳しいという方にお勧めの素材です。(もちろん、ガットによってはナチュラルとは少し異なる性質を持っているものもあります)

ポリ

今や全世界のスタンダードとなりつつあるポリ。●●プロ愛用なんてうたい文句のガットはたいていポリです。ナチュラルやナイロンとは大きく性質の異なるガットです。特徴は以下の通り。

ポリで有名な商品の例

  • ルキシロン アルパワー
  • バボラ RPMブラスト
  • ヨネックス ポリツアー など
  • スピンがかかりやすい
  • 切れにくい
  • 素材が固く、体に負担がかかる
  • テンション/ガット性能維持力が低い
  • 劣化が早い

こんな人におすすめ

  • ガットを切る頻度が高い方
  • がっつりとした打感が好きな方
  • スピンを掛けたい方
  • スイングスピードが一定以上(世間一般のテニススクールでいわれる中上級程度以上)ある方

こんな人にはお勧めしづらい

  • 手首や肘の怪我をしている方
  • ほとんどガットを切らない方(張替頻度の低い方)
  • 速いスイングをしない方

ポリガットはテンション維持やガットの能力を発揮するいわば賞味期限が他のガットに比べて短く、張替頻度の低い方にはデメリットが目立ちがちです。
もともと反発力のある素材でもないため、賞味期限の切れたポリガットを無理に使っていると本来のパフォーマンスができないだけでなく、強引にスイングでボールの飛距離を出す必要が出て関節に負担がかかったりしてしまいます。また、平常時でもナイロンやナチュラルに比べると体への負荷が高いガットです。

さいごに

いかがだったでしょうか。それぞれのガット素材の良い部分と悪い部分を表現してみました。

1つだけ、ポリを扱うには早いスイングあるとよいと書いたことに関して補足します。これは
ポリを張っている=スイングが早い、ボールが強い=テニスも強い みたいなことを言いたくて書いたわけではありません。むしろ逆です。
スイングやボールの強さはテニスの強さには直結しませんし、テニスはスピードガンコンテストでもスピン量コンテストでもありませんので、皆さんが自身のプレーに合ったガットをチョイスしてベストパフォーマンスを出してほしいと考えています。

もしガットを何張るべきかをあまり意識したことがないということであれば、これを機に少し気を配ってみてください。またテニスが一回りも二回りも面白くなってくるとおもいます!

ガットには様々な特性があり、プレーを大きく左右する重要な要素になります。
ご自身の体調やプレースタイルにマッチしたガットを選んでいただき、ぜひ快適なテニスライフを送ってください!そのお助けがこの記事に出来れば幸いです。

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